ロレックスのオーバーホールは正規サポートをおすすめする理由5つ

悩んでいる人

ロレックスをオーバーホールしようと思っています。ロレックス社の正規サポートと民間修理業者の違いって何だろう？正規サポートのおすすめポイントを知りたいな。

こんな疑問を解決する記事を書きました！

本記事の内容

なぜロレックスは定期的なオーバーホールをおすすめするのか？
ロレックスのオーバーホールで正規サポートをおすすめする理由5つ
ロレックスのオーバーホールは正規サポートと民間修理業者のどちらがおすすめ？
ロレックスのオーバーホールでおすすめしないやり方
ロレックスのオーバーホールは正規サポートがおすすめ

この記事で解説する「ロレックスのオーバーホールは正規サポートをおすすめする理由5つ」を読めばロレックスのオーバーホールは正規サポートにお願いした方が安心・安全でかつロレックス社が所有者ファーストなメーカーだと分かります。

実際に私もヤフオクで購入したロレックスの人気作「エクスプローラーI(Ref.114270)」を正規サポートでオーバーホールして貰いました。いえ、して"貰え"ました。この意味は本記事を読めば分かります。

ロレックスのオーバーホールをどこに頼めば良いのか分からずに困っている人は、ぜひ、この記事を読んでみてください！

1 なぜロレックスは定期的なオーバーホールをおすすめするのか？
2 ロレックスのオーバーホールで正規サポートをおすすめする理由5つ
3 ロレックスのオーバーホールは正規サポートと民間修理業者のどちらがおすすめか？
- 3.1 民間修理業者の方がオーバーホール価格は断然安い！
- 3.2 民間修理業者の修理期間は2週間～1ヶ月程度
4 ロレックスのオーバーホールでおすすめしないやり方
5 ロレックスのオーバーホールは正規サポートがおすすめ

なぜロレックスは定期的なオーバーホールをおすすめするのか？

それはいつまでも故障せずに時を刻んで貰うためです。

ロレックスは機械式時計です。機械式時計は精巧なパーツが組み合わさって出来ています。このパーツは時間が経つと摩耗し傷んできます。そのため、定期的に分解し掃除をしたり新しいパーツに交換する必要があります。また機械式時計を動かすためにオイルを使っています。このオイルも時間が経つと劣化するため、定期的に交換してあげる必要があります。

オーバーホールをやらずにほったらかしにしておくとロレックスの中からカタカタと音が鳴ったり、時間の遅れや進みが激しくなったり、最悪の場合動かなくなったりします。こうなると状態はかなりヤバいので早くオーバーホールに出す必要があります。

せっかく高いお金を出して買ったロレックスですので、買った後のメンテナンスも怠らずにやっていきましょう。

ロレックスのオーバーホールで正規サポートをおすすめする理由5つ

さぁ、ここからはロレックスのオーバーホールで正規サポートをおすすめする理由5つの解説です。

正規サポートおすすめ理由5つ

本物の証明になる
2年間のメーカー保証が付く
非正規購入品でもオーバーホール可
部品はすべて純正品を使用
ロレックスの技術者と直接話せる

本物の証明になる

実際に私もヤフオクで購入したロレックスの人気作「エクスプローラーI(Ref.114270)」を正規サポートでオーバーホールして貰いました。いえ、して"貰え"ました。

これからお話しするのが冒頭でお伝えした内容の答えです。

ロレックス社の正規サポートを受けるにはそのロレックスが本物である必要があります。つまり私がヤフオクで購入したロレックスは無事に本物だったということです。

本物かどうかの判断はすぐに分かります。ロレックス社の受付窓口に行きオーバーホールして欲しいロレックスを預けます。受付のすぐ裏にロレックスの技術者がいて、ものの5分程度で判別を付けてくれます。

私はヤフオクでロレックスを買うと必ずオーバーホールに出します。なぜなら過去を一度すべてリセットして、私の腕で新たに時を刻んで欲しいからです。正直、私がヤフオクでロレックスを購入しているのはもちろん安く買えるのもありますが、オーバーホールに出して新品同様に生まれ変わったロレックスを見たいからというのが一番大きな理由です。ヤフオクで試した自分の目利きの答えが出る瞬間でもあります。

ヤフオクでロレックスを買うときは下記↓に気を付けてください。

【トラブルを避ける】ヤフオクで偽物出品者を見分ける4つの方法！

この記事では私がヤフオクでロレックスを買った時におこなったニセモノを買わないための方法を説明しています。『【トラブルを避ける】ヤフオクで偽物出品者を見分ける4つの方法！』を読めば安心してヤフオクでも高価なロレックスを買うことが出来ます！

2年間のメーカー保証が付く

ロレックス社のオーバーホールは2年間のメーカー保証をしてくれます。オーバーホール終了時に「国際サービス保証書」が発行されます。これがあれば全世界どこのロレックス店でも保証対応をしてくれます。

これはロレックス社の自信の表れです。腕時計は日常的に使用するものですから故障のリスクは高いです。それにも関わらず2年間の保証を付けるのは逆に言うと壊れにくいということをアピールしているのです。

実際、私もロレックスを数本所有していますが、どれも壊れたことはありません。ロレックスは高級時計の中でも特に頑丈な印象があります。事実、ロレックス社の3大発明の内、「オイスターケース」と「パーペチュアル機構」がロレックスの頑丈さを支える重要な発明となっています。

ちなみにもう1つの発明は「デイトジャスト」です。0時になるとビシッと日付が変わる機能のことです。

非正規購入品でもオーバーホール可

並行輸入だろうが、ヤフオクだろうが、~~拾ったものだろうが~~（これは犯罪です）、本物であればロレックス社はオーバーホールを受け付けてくれます。

私が所有者ファーストなメーカーだと言った理由です。時計に罪はありません。生まれた（売られた）場所は違えどすべてのロレックスはわが子同然なのです。ロレックス社は分け隔てなく受け入れてくれます。

私がヤフオクで購入した出所の分からないロレックスでも、本物だから＝わが子だからという理由でオーバーホールを受け付けてくれます。素晴らしいことだと思いませんか？

この世の中に出回っているロレックスは責任を持ってすべて面倒を見る心意気に私は惹かれています。

部品はすべて純正品を使用

当然ですね。安心して任せることが出来ます。社外品を使用することなどロレックス社のポリシーに反します。

ここで注意が一つあります。いくらロレックス社といえどもアンティークに分類される古いモデルの部品は所有していないのでオーバーホールを受け付けてくれません。1988年以前のデイトナや在庫のないパーツを使用しているモデルのオーバーホールは受付不可となっています。

古いモデルをオーバーホールしたい場合は民間修理業者にお願いするしかありません。

ロレックスの技術者と直接話せる

最後は少しマニアックな回答となってしまいますが、これです。

ロレックスファンの多くは一度装着するとその魅力にどんどんハマっていきます。するとロレックスの歴史やモデル変遷、技術的な話に興味を持ち始めます。ロレックス社は多くを語らないメーカーとして有名です。

実際、正規店に行ってスタッフと会話していても「本社から教えて貰っていない」ということが多くあります。つまりロレックス社の中の限られた人にしか知らない情報がたくさんあるのです。

そんな謎の多いロレックス社で働く技術者と話せる機会はオーバーホール時にしかありません。少しマニアックですが、私はロレックス社の技術者との会話を楽しんでいます。

ロレックスのオーバーホールは正規サポートと民間修理業者のどちらがおすすめか？

私は日本ロレックス社の正規サポートをおすすめします。

なぜなら安心・安全だからです。もちろん信頼できる大手の民間修理業者も安心・安全です。でも安心・安全のレベルが違います。本家の日本ロレックス社の正規サポート以上の安心・安全はどこにもありません。だから私は日本ロレックス社の正規サポートをおすすめします。

ここまで日本ロレックス社の正規サポートを推してきましたが、実は民間修理業者の方が優れている点が2つあります。それは価格と納期です。

民間修理業者の方がオーバーホール価格は断然安い！

民間修理業者もたくさんあるので一概には言えませんが、正規サポートの6割程度の価格でオーバーホールが可能です。

なぜこんなに差が出るのか？簡単に言うと正規サポートは必要ない部品交換までするからです。必要ないと言うと誤解を生みますが、ロレックス社のポリシーとして「常に完璧な状態を保つ」があります。つまりいずれ部品が劣化して交換が必要になるならオーバーホールの度に交換して常に良い状態を保とうという考えなのです。

ロレックスのオーバーホールは使用して3-5年の間隔で行うのが望ましいと言われています。もちろん使用状況により異なります。

ここで、A部品は3年で劣化、B部品は10年で劣化すると仮定すると、正規サポートは3年後のオーバーホール時にA部品もB部品も交換します。そして次の3年後のオーバーホール時にもA部品もB部品も交換します。わかりますか？本来であればB部品は一度も交換する必要がないのに2度も交換することになるのです。これが必要ない部品交換までするの意味です。

一方、民間修理業者は必要な時期に必要な部品のみを交換します。当然、その方が無駄がなく余計な費用も掛かりません。また保証期間も正規サポートの2年に比べて1年程度に抑えているのも安い要因となります。